BOSEサブウーファ(工事中)

(一部の写真は携帯の30万画素のカメラで撮ったので写真が荒くなっています)

以下はサブウーファの改造方法ですが、現時点ではまだテスト段階です。

ATENZAのBOSEシステムのサブウーファをALPINEのDSP PXA H-600に接続しました。

これで自動調整で素晴らしい音になる・・・はずだったのですが、現時点では全く逆の結果になっています。
自動調整すると低域がやたらに強調されたドコドコの音になってボディに共鳴するし、耳への圧迫感は耐えられるレベルをはるかに超えています。
以前外付けアンプで調整したときにはこんなことは無く、明らかに音質が改善されていたので悩んでいます。 窓やリアゲートを開けても大して変わらないので車体内部の空間が共鳴しているのではなさそうです。

テスト用CDを作成して再生してみると40〜50Hzのレベルが異様に高くなっていてブーミーな音の原因になっています。パラメトリックイコライザを調整しても大して変わらず、何度自動調整しても同じ結果になります。

現在可能性として疑っているのはサブウーファの入力レベルがかなり高く、DSPのサブウーファ出力では不足しているのではないかということです。ラインアンプを作ってテストしてみる予定です(いつになるかは未定です)

あまりにひどい音なので、どこか根本的なところで間違っているようです。


改造概念図  
サブウーファとショートケーブルの取り外し  
サブウーファアンプ入力端子の作成  
サブウーファの分解  
   

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改造概念図

改造前

BOSEシステムのサブウーファに関係する部分は上の図のようになっています。BOSEアンプから出たサブウーファ用のラインレベルのバランス出力と電源はサブウーファに入って内蔵アンプで増幅されます。内蔵アンプの出力などは公表されていませんが、数十Wと想像されます。このアンプに電力を供給するラインは長い距離を走っているのに細い線なので悪影響が出ていないか心配です。

改造後

改造の概念は下の図の通りです。サブウーファの入力を切って、そこにDSPのサブウーファ出力を接続します。サブウーファの入力はバランスですがDSPの出力はアンバランスなのでサブウーファの入力部分でIN-をグランドに落としています。

実際には切った部分にDINコネクタを使用しています。コネクタの接続を換えることでBOSEアンプとDSPを選択できます。このためと将来DSP出力をバランスに改造した場合に備えて配線は全て2芯シールドを使用しています。

注意:この改造をした結果はかんばしくありません、今後変更する可能性があります。

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サブウーファとショートケーブルの取り 外し

サブウーファ本体とショートケーブルを取り外します。
ショートケーブルは車内の配線ケーブルとサブウーファを接続するケーブルで、これを改造して途中にDSPからの入力を入れます。

カーゴルームの蓋を取り外します
サブウーファを固定しているネジを取り外します。
かなり長いネジです。
このコネクタを外すとケーブルが外れます。
防水コネクタなのでかなり固いので無理をしないように注意してください。
サブウーファ本体を取り出しました。
   
ショートケーブルを取り外すためにはプラスチックのカバーを取り外す必要があります。
写真のようなロックがいくつもあるので取り外します。
プラスチックカバーを取り外すとショートケーブルが取り外せるようになります。
ケーブルを固定しているクリップも外します。
壊れやすいので注意します。
ショートケーブルは内張りの下に入り込んでいるので左のネットフックを取り外して内張りが浮くようにします。
外したショートケーブルです。
   

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サブウーファアンプ入力端子の作成

サブウーファには上の写真のように専用アンプが内蔵されていてライン信号が入力されます。この信号ラインをカットしてDSPからの信号を受けられるようにコネクタを付けま した。
このハーネスには電源の+12Vとグランドの2本の電源ラインが含まれているので、これらは元のままにしておかなければなりません。

このショートケーブルを改造して本来のBOSEアンプの出力の替わりにDSPからの信号を割り込ませます。
改造後のケーブルです、車体側のコネクタです。
左に出ている2つのDINコネクタを接続すると元の配線に戻すことができます。
DSPからの信号をサブウーファ側のコネクタに接続するとDSP出力でドライブされます。
リレーを使うことも検討しましたが耐久性を考えてシンプルなコネクタ方式にしました。
DSPからの信号ケーブルです。
右側のRCAをH-600のサブウーファ出力に、左側のDINコネクタを改造ケーブルにつなぎます。

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サブウーファの分解

取り外したサブウーファを分解してみました。
好奇心から分解しましたが、防水が効かなくなるおそれもあります
本体から入力信号を取り出せるのではないかと期待したのですが、サブウーファを取り出してみると、タイヤの下に水が溜まっていたので防水の観点からあきらめました。

本体です。
特殊なプラスチックで成型されていますが他のBOSE製品と同様に安物という感じはまぬがれません。
防水(防滴?)コネクタです。
グランド、+12V、入力+、入力−の4本のラインが接続されます。
こんなラベルが貼ってありました。
英語、日本語、フランス語で書いてありました。ドイツ語やスペイン語はありませんでした。
このタッピングビスがインチでもミリでもぴったり合うものが無く苦労しました。
工具箱にあった用途不明のナット回しでようやく外すことができました。
カバーを外したところです。
スピーカです、まあこんなものでしょう。
サブウーファをドライブするアンプです。
サブウーファ用なのにこんなに小さいのでデジタルアンプでしょう。
回路をトレースしようかと思いましたが面倒なのでやめました。

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