ソフトは全てPICに書き込まれているので、コンピュータ側には専用ソフトは必要 ありません。コンピュータとRS232Cで接続してWindowsに付属のハイパーターミ ナルなどのターミナルソフトを使用するだけです。もちろんDOSのターミナルソフト も使用できます。
プログラマには外部電源の供給が必要です。5Vで100mAも取れれば十分です。PICプラチナキットのボードには5Vの三端子レギュレータのパターンもあるので 安い9〜12VのACアダプタと組み合わせて使用できます。
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秋月電子通商のPICプラチナキットを使用して製作した例です値段(3,000円)は ちょっと高いけれど、RS232Cチップのパターンまであるので、製作はとても楽に なります。
ジャノメ基板で作成すれば手間はかかりますが安上がりです。
秋月ではこのPICプラチナキットの基板だけを500円で販売しています。PICで小物 を作るには最適な基板で500円は安い!しかし回路図もなにもつかないので初心者はプラチナキットを1つ買ってからの方がよいでしょう。
このファイルをダウンロード時にパスワードを要求されたらキャンセルすれば正常に読めます。
一応チェックしてありますが、RS232C周りは使用するチップによってコンデンサ の値が変わってくるのでご自分でもチェックしてください(1μFを使用すればだい たいのチップで大丈夫なようです)。
■ 回路図(gifファイル)
■ 回路図(bmpファイル) 上のgifファイルと同じものです
■ HEXファイル・タイプ1 表示(hexファイル 約4.3KB)
Parallax 標準の HEXファイルです
MPLABのメモリー領域にインポートできました
秋月電子のソフトで使用できたとのレポートをいただきました■ HEXファイル・タイプ2 表示(hexファイル 約4.3KB)
タイプ1からCPUタイプなど付加情報を除いたものです
秋月電子のソフトで使用できたとのレポートをいただきました
(付加情報に該当する部分は手動設定が必要です)このソースコードが使用できるのは秋月電子通商で販売しているパララックス社製「PIC16Cxx開発用プログラマー」に付属のSPASMというアセンブラです。
詳細は同社のサイトのKawara CatalogueのPIC/開発キットのページを参照してください。
秋月電子が自社で開発したキットの方ではありません。SPASMは16x84のRISCインストラクションではなく、わかりやすいマクロのインストラクションを使用して気に入っているのですが、プログラマのセットが少し高いためか、あるいは純正のMicrochip社のアセンブラと違うせいか人気がないようです。
条件アッセンブルなどの機能はありませんが、シンプルでさくさく使えるので私はVzEditorと組み合わせて愛用しています。秋葉で3,000円で拾ってきたThinkpad340を開発機にしていますが、Win95のDOSモードで快適に動作しています。HEX ファイルの使用できる環境
「じゅん」さんが下記の環境で検証されたのでレポートを掲載させていただきます。ソースで16C84となっているのは、手元にあった16C84で開発したためです。このソースで16F84に書き込んでも問題なかったのですが、秋月のプログラマでは若干の不具合が出るようです。
なお、赤外リモコンの方は16F84としてアッセンブルしていますので、この問題は出ないかもしれません。
プログラムソフト PIC Programmer Ver2.3.22(秋月製)
ライター AE-PICPGM-II Rev.3.03 (秋月キット)どちらのファイルもロードするとコンフィグワードが異常なもののプログラムメモリー等は正常です。
デバイスの設定をソースにあるように16C84に設定して、発振タイプ、ウォッチドッグ、パワーアップタイマー、プロテクト、を手動で設定するとまったく問題なく書き込めます。16C84に設定するとコンフィグワードも自動的に正常な値になります。(タイプ1の場合)