試作機の変遷をご紹介します。
動作確認用の試作初号機でソフト開発を行いました
1号機改め初号機としました(旧いネタか)。以前自衛隊のエンジニアと打ち合わせ したときに「初号」という表現が出てきて「やっぱりそう言うんだ」と感心しました。
試作弐号機の本体です
プリント基板のアートワーク検討のために作成した実用サイズのプロトタイプ弐号機 も完成しました。これらのプロトタイプはジャノメ基板を使用していますが、リモコンは スイッチが多く配線が煩雑なため、パターンを起こして感光基板でプロトタイプ参号 機を製作しました。
表面にはみ出さないようにPICとIrLEDは裏面に実装しています
使用したプリントパターン作成ソフトは多層基板にも対応している多機能ソフトなのに シンプルな片面基板しか作らないのでは役不足かもしれません。しかしこのソフト(特 に名を秘す、米国製)は非常に不安定なので、この程度が相応じゃないかとも思いま す。
試作基板は手作りなので、サンハヤトの「アートワーク用インクジェットフィルム」という ものを使用しました。フィルム3枚で1,350円と高価ですが、EPSONのPM820Cでプリ ントしたら、非常にきれいなフィルムができました。
これをサンハヤトの感光基板にケミカルライトという蛍光管で10分間感光させたとこ ろ、エッチングしても細い線もパターン切れをおこさず、とても質の高い基板ができま した。150mm×200mmの基板で3枚取りして、どれも問題ない仕上がりでした。